【長編BL小説】1.少年は神の花嫁になる 夜光花
今回は小説いくぞー!
少年は神の花嫁になる 【イラスト付】 少年は神シリーズ (SHY NOVELS)
- 作者: 夜光花
- 出版社/メーカー: 大洋図書
- 発売日: 2017/11/01
説明
内容紹介
呪いを解く方法は男同士で子供をつくること!?
高校生の海老原樹里にはコンプレックスがあった。それは黙っていれば完璧と言われる外見の美しさだ。
男で綺麗だなんて、いいことはなにもない!
そう考えて幼い頃から武道を学んだ結果、同年齢相手の喧嘩なら負けない自身がついた。
ところがある日、学校の行事として湖に落ちた樹里は、見知らぬ世界に連れていかれてしまう。
そこで、特別な存在である神の子として、王子や神官たちと一年過ごすことになり!?
全七巻完結
はい!!
言わずと知れたBL小説界の大御所、夜光花さんです。
イラストの奈良千春先生とのタッグも強力です。
※以下、ネタバレ注意!!
夜光花先生の作品はファンタジー×三角関係が多いイメージですが、今回も例に漏れず(笑)
主人公の樹里は湖から西洋感漂う異世界へトリップしてしまいます。
もうね、ほんと夜光花作品の良いところは、すっごいファンタジーが本格的でワクワクさせられる所なんですよ!
しかもこの後、異世界のイケメン攻めとあーんなことやこーんなことになるんでしょ?ってワクワク(?)しながらページを進める手が止まりません。
さて、もう1つの見所である三角関係。
今回はメイン攻めのアーサー王と騎士のランスロットの間で主人公の樹里が板挟まれます(*´ω`*)
夜光花先生の別作品、薔薇シリーズの方もファンタジー×三角関係なのですが、そっちは見事に三人で仲良く一妻多夫関係を築き上げているのですが、こちらのランスロットは滑り台行きのようでした。
良い男なんだけどな〜
途中アーサーが信じてくれなくて、ランスロットが味方してくれる展開とか、単純な私はランスロットに乗り換えろやー!って叫んでましたし。
でもでも、最近パラレル世界としてランスロット×樹里のシリーズが開幕されたと知ったので、完結したら一気読みをすることにします。
あとこの作品、人によっては地雷かもしれませんが、受けの体の一部女性化、妊娠出産があります。
私は好みむしろドストライクの展開なので、美味しく頂きました。ごちそうさま。
辛い展開も跳ね除けて、最終的にはメインの2人はほぼバカップルなので、なんだか幸せな気分になれます。
(´д`)はぁ。
BL×ファンタジーっていいな、ってしみじみ思わせてくれる作品です。
ぜひとも、ご一読を。
【長編BL漫画】2.明日はどっちだ! 山本小鉄子
本日はこちら。
説明
【長編女性漫画】1.さんかく窓の外側は夜 ヤマシタ トモコ
これも大好きな作品です(*´ω`*)
ジャンル分けに迷いましたが女性漫画にしておきます。
説明
書店員の三角は、昔から不気味なモノを視てしまう体質で、除霊師の冷川にその才能を見い出され、無理やりコンビを組まされてしまう。 冷川はすご腕ではあるが、情緒や生活能力に欠けており、お茶出しや「空気読み」など三角の出番は多い。 そんな中、ある殺人事件に遭遇し…。 日常に潜む恐ろしくかつ不思議な現象を見つけてはズバリ解決、凸凹コンビの霊感エンタメ!
2019/1/4現在既刊6巻 未完
有名なヤマシタ先生の作品です。
BLと言うよりは匂い系?の感じですね。
ホラー×匂い系×日常って感じ??
※以下、腐女子的な視点の感想とネタバレがあります。
主人公の三角(みかど)くんは見えてはいけないものが見える体質なのですが、ある日勤め先の書店で除霊師の冷川さんから「運命だ」と告白?スカウトされてコンビを組まされてしまいます。
冷川さんと協力して掃除屋として依頼者からの心霊現象を探っていくことになるのですが…といった始まりです。
幽霊退治や払い物の漫画ってちょくちょくあるのですが、これはその中でもピカイチです。
ここに出てくる幽霊がまた怖いのなんの…(・・;)
見た目はそこまでグロいわけではないのですが適度に気持ち悪く、なにより動きが不気味。。。
理性がなくて意思疎通が無理そうな幽霊ばっかりです。
主人公の三角くんは適度にさっぱりしてて、良い人で、常識人って感じが良いです。
幽霊に対抗するためにボクシングしてたりとかわりとスポーツタイプ。
あと地味に見た目もカッコイイ。
対する冷川さんもかなりの変わり者です(笑)
イケメン?優男?って感じなのですが、いわゆる一般常識とデリカシーが欠けています。
突拍子な発言で依頼者をイラつかせる事もしばしばあり、その度に三角くんがフォローしている場面も多々あります。
でも、浮世離れしているのかと思えば意外とお金にがめついです。
ただあまり慌てるという事がないので、怖い時も頼もしい感じはあります。
そして、腐的な目線から見ると冷川さんから三角くんへのラブコールがすごい(*´ω`*)
最初のスカウトから始まり、一緒に同衾やら、自分のものにしたいやら、けっこう三角くんへのアプローチに照れがありません。
除霊方法もいちいちエロいんです。
ってか、あの行為を連想させるのはワザとですよね!?
三角くんの中の核を通して冷川さんが退けるのですが、自分の中の剥き出しの核に触れられるので三角くん的にはめちゃくちゃ気持ちいいらしく(性的に)そういう行為が直接ある訳ではないのですが、三角くんの耐える表情がたまりません( ´艸`)
中に入るっていうのは暗喩ですよね、確実に。
除霊のシーンなどは萌えてるのか怖いのか分からないくらい複雑な感情が混ざり合います(笑)
脇を固めるキャラクター達も魅力的です。
女子高生ネクロマンサーに、彼女の強面ボディガード、若作りの同業者、訳アリな父親などなど。
単発的に依頼をこなす反面で、とある宗教施設の存在が明るみになっていったりと、1つの大きな問題に立ち向かっていくという流れもあります。
そして、なにより付き合ってないのが不思議なほど特別な絆で結ばれている2人。
(実際、周りのキャラクターからは「付き合ってなかったの!?」って驚かれるシーンもあります)
もうね、愛とか恋とかそういうありきたりな関係では名付けられないんですよ。
ほんとに言うなれば「運命」と言った感じの、超自然的な名前の方がしっくりきます。
変にベタベタしてる関係ではなく、お互いけっこうドライな性格なのに離れられない感じ、良いですよね〜( ´艸`)
ぜひとも、萌とホラーとストーリー両方の面から楽しんでください!
【長編少女漫画】1.ANIMAL X 杉本 亜未
まだ早いかなと思ったのですが、この連休に読んで感想書きたい意欲がムクムクと湧き出たのでたまらず……
【ライトノベル】1.ツルネ-風舞高校弓道部- 綾野ことこ
第2弾はこちら。
- 出版社/メーカー: 京都アニメーション
とりあえず、最近読んだものから載せます。
今ちょうどアニメも放送中の今作。
京都アニメーションの自社レーベルであるKAエスマ文庫なので取り扱い書店が限られており、意外と入手が難しいかもです。
私はたまたま京都に住んでいるため、仕事帰りにルンルンで入手しました。
アニメはアニメ、原作は原作で2倍美味しいと言った感じです。
京都アニメーションのfreeを見ていた方ならわかるかと思いますが、高校生の青春部活ものです。
コンセプトは「もがく、青春」
いいですね(´艸`)
コンセプト通り主人公の湊はもがきまくってます(笑)
弓道のルールやしきたりはもちろん、早気と言った病気まで、少しだけ弓道の事も知れた気になります。
※以下、腐り切った女子の視点から見ているため、偏った感想になりますので、ご容赦頂ける方のみ閲覧ください。
本作を普通の高校生青春ものとして楽しんでらっしゃる方は、気分を害されるかもしれませんので、そっと閉じるかリターンをお願いします。
なにより…なにより腐女子的な視点として、主人公の湊がモテる<●><●>カッ
もうね、タイプの違う男達からグイグイと三者三葉に迫ってくるんですよ。
まずは1人目。
不動の幼なじみポジション、竹早静弥。
湊の家のお向いに住んでおり、小学校時代からの幼なじみで、湊と唯一同中出身の仲間です。
秀才×腹黒×メガネと言った属性盛り盛りのキャラクターです。
もうね、静弥の湊に対する執着がすごい。
ざっと箇条書きにすると、
・湊を追いかけて私立から公立の風舞高校に進学
・湊がマサさんの所に通っていた際、肩に付いていた鳥の羽を見て、誰かの所に通っているのでは?と怪しむ。
・過去のある事件から湊を必要以上に気にかけており、害をなそうとするものから遠ざける。愁いわく湊の「騎士」
アニメではヤンデレ属性も追加されてました(笑)
あと個人的に優しげな風貌なのに湊より3センチ身長高いのもツボ。
そして、2人目は天才ライバルポジション、藤原愁。
湊とは中学時代のチームメイトで唯一同じ師に教えてもらった仲。
あだ名は「貴公子」(公式設定)。
その名の通り、凛とした感じのイケメンです。
にこやかに微笑んで登場するのに、心の中では湊への執着心でドロドロです。
彼のモノローグが1番すごいような…
自分から湊を奪うものは許さないとか、自分を分かってくれるのは湊だけだ的な、天才故の理解者を湊に求めている節がありますね。
アニメでもちょこちょこ現れては湊にちょっかいかけて、静弥と揉めてます≧(´▽`)≦アハハハ
まぁ、ライバル高なので他の2人に比べたら登場回数は控えめです。
そして、3人目にして大本命。
公式No.1の大プッシュ間違いない師匠、滝川雅貴(通称マサさん)
BLなら間違いなくメインルート。
BLじゃないけど、ドキドキキュンキュンイベント盛り沢山の間違いなく公式最推しの攻め。
23歳で湊とは8歳差。
その年齢と体格差を遺憾無く発揮して、大人の包容力で攻めてきます。
マサさんとのイベントも箇条書きにすると
…書ききれない。
嫉妬イベント、怪我を庇うイベント、おんぶに頭ぽんなど、頭を通り抜けただけでも盛り沢山。
そもそも湊を弓に引き戻したきっかけがマサさんだし。
とりあえずイチャつくこの2人。
私の目が腐っていることは置いといても間違いなく公式は狙っている。
23歳×15歳というそこはかとなく漂う犯罪臭も良いのですが、最近はあまり見かけなくなったスパダリ包容力のある攻めって感じです。
そして、3人の男を手玉に取る(語弊ありまくり)魔性の主人公、鳴宮湊。
トレードマークはおでこ。めっちゃ可愛い。
サーヴァンプ読んだ時も思ったけど、あのおでこ好きだわ。
普通の男子高校生(可愛い)なんですが、なんだか放っておけない危うさもあり男共はイチコロです(笑)
それに過去の事故で体に傷が残っていたり、健康そうに見えて通院している部分も庇護欲を誘います。
もちろん弓道の描写や1巻辺りのストーリーのボリュームなどオススメできる点も沢山あります。
そんな1粒で2度も3度も美味しいツルネ、是非オススメです。
【長編BL漫画】1.SUPERLOVERS あべ美幸
記念すべき読書感想第1弾はコチラ。
SUPER LOVERS 第1巻 (あすかコミックスCL-DX)
- 作者: あべ 美幸
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング
説明
「母危篤」という知らせに騙されて海外に来るハメになった高校生の晴は、そこで突然「お前の弟だ!」と零という男の子に引き合わされて…!?